トラブル発生時に慌てない！対処と初動のポイント

給湯器を長く安全に使うためには、日頃のメンテナンスが欠かせません。ここでは、自分でできる簡単な給湯器のメンテナンス方法と、専門業者に依頼すべきメンテナンスについて解説します。まず、自分でできるメンテナンスとして、給湯器本体やリモコンの清掃があります。給湯器本体は、柔らかい布で乾拭きするか、汚れがひどい場合は薄めた中性洗剤を使って拭き取りましょう。リモコンも同様に、柔らかい布で乾拭きします。次に、給湯器の給水フィルターの掃除です。給水フィルターは、水道水に含まれるゴミや砂などを取り除くためのものです。給水フィルターが詰まると、お湯の出が悪くなったり、給湯器の故障の原因になったりします。給水フィルターの場所は、給湯器の取扱説明書で確認できます。一般的には、給湯器の給水配管の近くにあります。給水フィルターを取り外し、歯ブラシなどでゴミを取り除き、水洗いしましょう。また、給湯器の排気口の周りに物を置かないようにしましょう。排気口がふさがれると、不完全燃焼の原因となり、一酸化炭素中毒の危険性があります。年に1回程度は、専門業者に給湯器の点検を依頼することをおすすめします。専門業者による点検では、給湯器内部の部品の劣化具合や、ガス漏れの有無などを確認してもらえます。また、必要に応じて、部品の交換や修理も行ってくれます。給湯器のメンテナンスを怠ると、給湯器の寿命が短くなったり、故障のリスクが高まったりします。日頃のメンテナンスと定期的な点検で、給湯器を長く安全に使いましょう。