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和室からフローリングへ!自分でできるリフォーム
和室をフローリングに変更する際、業者に依頼するだけでなく、自分でリフォームに挑戦することも可能です。最近ではDIYの人気が高まり、初心者でも比較的簡単にできる方法が増えています。まず、準備するものを確認しましょう。必要な道具として、カッターやのこぎり、インパクトドライバー、メジャー、ゴムハンマー、そしてフローリング材が挙げられます。さらに、床の下地材として合板やクッション材、防音シートなども用意すると、より快適な仕上がりになります。次に、リフォームの手順ですが、まずは畳をすべて撤去します。畳の下には、板張りの床や大引きがあるため、その状態を確認します。古い建物では、床板が傷んでいることがあるため、その場合は補強する必要があります。畳を取り外した後は、床の高さを調整するための合板を敷きます。このとき、防音シートやクッション材を間に入れると、防音性や断熱性が向上します。合板を敷いたら、いよいよフローリングを張っていきます。フローリング材を張る際は、部屋の形に合わせて端をカットしながら敷いていきます。フローリング材には、接着剤を使うタイプと、はめ込み式で組み立てるタイプがあります。初心者には、はめ込み式のフローリング材がおすすめです。専用のゴムハンマーを使って、隙間なく固定していきます。最後に、仕上げとして巾木を取り付けます。巾木とは、壁と床の境目に取り付ける細長い板のことで、見た目をきれいに仕上げる役割を果たします。巾木をしっかりと固定し、すべてのフローリング材がしっかり敷かれているか確認したら、完成です。DIYで和室をフローリングにするメリットは、コストを抑えられる点です。業者に依頼すると、最低でも数十万円かかることが多いですが、自分で行えば材料費のみで済みます。また、自分のペースで作業できるため、時間をかけて丁寧に仕上げることができます。一方で、DIYにはデメリットもあります。床の高さ調整や防音対策を適切に行わないと、使い勝手が悪くなったり、トラブルの原因になったりすることがあります。そのため、事前にしっかりと計画を立て、必要な知識を学ぶことが重要です。和室からフローリングへのDIYリフォームは、適切な準備と手順を踏めば、初心者でも挑戦できる作業です。